姿勢として
「初心に返たって..A」
どんなに、真面目に頑張って働いても、地面を見て生活し
ていて満足している者は今の現状から抜け出せないのと、
その時々の状勢に流されて行く身であろう。
この事を、しっかり自分に受け止める自覚が必要不可欠で
あると。
そんな気がした。
何処の何方さんが言ったか知れないが、百年一度の不景気
と言われる年に入ったそうだ。
そうだとするなら、なお大変だ。
人情が薄れる時代に、入っていくと覚悟が必要になってく
る。
そうだろう、つい5〜6年前までは、担当者以外の人に物
を頼んでも快く引き受けてくれた。
そして、その対処がもし間違っていた時の対応が、人情が
問われる最大の場面である。
昔は、その責任の取り方にしてもそこの部署で対応してく
れたようだ。
勿論、頼んだ方も、それなりの心遣いをしていたものだ。
この人情の機微(きび)が、失われていく気がするようだ。
近頃は、どうだろうか。
そんな面倒くさい余計なことは、せず「担当者がいないの
で、後日予約を取って来て下さい」と、断る。
何故なら、先程のように間違った対応したとすると良かれと
おもっても結果が、全ての現代の社会だよ。
よかれと思って行動した人が機械的に、処罰されるため自分
自身を守る為「担当者がいないので、」という社会現象になっ
ていくのではないだろうか。
心ある人達は、受け持ち以外は、行動出来ない、どうしたら
良いかわからなく、ストレスとなって気持ちが荒(すさ)む
社会になって行く気がする。
その様な中で、どの様な行動をする。
まさに、シェクスピァのハムレットの一場面の名文句「生き
るべきか死ぬべきかそれが疑問だ」。
この言葉を「生きる」を「行動する」少し換えるとシェクスピァが、訴
える相手に対しての思いやり、態度なりが必要ではないかと。
考えさせられる年になりそうだ。
春風するめ