姿勢として
 
 
 「対応をするには..」
 
 今までのやり方や考え方を、少しずづ変えるのでは
 なく、物の発想そのものを代えないと生きていけな
 いだろう。
 そんなことを、自覚しながら思い切った行動が求め
 られる時代に突入したと、見る方が正しいだろう。
 そのような状況にあって、大事なことは何だろうと
 見失う事はないだろうか。
 そんな感傷に、とらわれ世の中に置いてきぼりにな
 らないように心がけによう。
 身近にいる小動物は、どの様に対策をしているのだ
 ろう。
 見方にもよるが、自然に合わせた生存方法と子孫の
 継承が、簡単に言えば動物の対策だろう。
 そのように感じ、それに基づいて、対応策が難しい
 大型の虫に注目してみた。
 夏に来るアゲハチョウは、どうして毎年我が家の庭
 に来れるのだろうと不思議に思った。
 特定な物しか食べない種族は、滅びやすいといわれ
 る。
 我が家の庭に、たまたまフェンネルを植えていたが
 その花に幼虫がいた。
 蜜を吸う百合もある。
 でも、冬を過ごす木の枝にサナギが付いていない。
 毎年の冬に木の枝に、サナギを払い融合剤を吹きかけ
 ている。
 でも、全滅しないで華麗な姿を見せてくれている何故
 だ。。
 探した、答えがみつかった。
 風を防ぐために、ネットを張っている。
 その鉄管の中に、サナギになって冬を過ごしてる姿を
 見た。
 何という事だ。
 人より、対応力が出来ない能力の虫でさえ、状況に対
 応した行動生活をとっているではないか。
 この事実、この事をどう受けようか。
 アゲハチョウのとった行動を見て、自分がもっている
 常識の見直しを教えさせられた。
 人生の浮き沈みが、かかる時に入ったようだ。