寄り道
「カラスはスゴイ..」
ニワトリの鳴き声で、「心が癒される」そんな日々を過
ごしていた時が、今は懐かしい。
どこにでもいるカラスだが、毎日庭に来てニワトリを出
せない状態になってしまった。
お陰で、庭の雑草が伸び放題。
雑草駆除に、大きく貢献していた事がよくわかった。
カラスが、来ることによって庭の手入れのリズムが狂っ
たよ。
彼らを何とかしなきゃと、頭が痛くなったけど、わたしは
カラスには、負けないという気持ちを強く持っようにし
ているけど、彼らの身体能力にはかなわないと諦めかけ
た。
悔しがってもしょうがないと気をとりなおして、何かしら
手だてがあるはずだ。
そこで昔、生ゴムでパチンコを造った事あるので、それ
で追い払うと考えた。
あいにく、ここは住宅街なので軽はずみな行動は慎まな
ければならない。
友人から聞いた手は、ニワトリの小屋の屋根から庭全体
に、釣り糸に使うテグスを張れば、カラスから守れるだろ
うと、言うものだ。
カラスが不用意に近づくと、羽を傷つける事が出来る。
でも、カラス以外の鳥に犠牲者が出る事が、予想できる
ので糸を張れない。
この様な条件があり結局、カラスに手出し出来ないでいる。
悔しいじゃないか。
この場合の勝者は、カラスと言うことか。
敗者である私は、いつも後手後手と受け身になりカラスに
振り回され反撃出来ないでいる。
そんな中で、カラスを撃退を解決していないけど、何か教え
られる事が、あるような気がした。
道理を通さなくても良い、理不尽な事は無い野生の世界?。
こんな事が現実に有る。
私なりの見方や考え方で、色んな出来事や物事を決めつけ
ていた気がする。
危うく「井(い)の中の蛙(かわず)、大海(たいかい)知らず」
に成るところだった。
春風するめ