おしゃべり
「腹が減ったときに食べれる物..」
「子供の頃、遊んでいておなかが空いてきた時に、よく他人の家の木イ
チゴを摘んで食べた」と父が言ってた。
誰でも摘むことが出来るようにしたいと、子供の頃の時代を思い出し
て、トゲのあるもの無いもの2種類植えた。
道路側に木イチゴを絡(から)みつくように鉄管で柵をつくり、紐で固定
して、見てくれの悪い部分は隠した。
木イチゴは、想像するよりも生命力が強く、何も手を加えないでおくと
畑全体がに覆われ、歩道全体も歩けなくなるほど覆ってしまう、あわて
てハサミで刈り取らなければ、人に迷惑を掛けてしまう。
近所の子供達が、つまんで食べてくれれば、良いのだが...と、期待し
ながら思っていたら、来なくていいカラスが毎日くるのである。
我が家のニワトリの卵をねらいに、どうも、こちらの意図した様にうま
くいかないものである。
家内は、迷惑なカラスに対して庭の木の手入れを止めたそうだ。
そうすることによって庭の木や草など伸び放題になるために、
トンネル状態の中に、ニワトリが日中いるそうだ。
カラスは下に降りてこれられない為、安全だ。
当家のニワトリは、お婆ちゃんばかりで、もう卵を産まないんだ。
そんなこと、カラスは知らないで来るのさ。
それにしても、庭の木を手入れしないでカラスから被害を防ぐアイデア
だと言うのだが、納得できるような、そうでないなァと。
うなずきながらカラスが来る方向の空を見たら、木蓮の葉っぱが、全く
ないのだ。
なんでと、枝をよく見たら枝に親指の太さで、5cmの長さはある薄緑色
した、芋虫のような物が沢山いるではなか、アゲハチョウの幼虫位の大き
さだが、それとは違うようだ。
成長したら茶色した7〜80cmくらいの大きさの蛾になるらしい。
私は、見たこと無いが家内の話によると、大きくなっても木にピタッと、
くっついているそうだ
雪が降った時に、木の葉にぶら下がっている「さなぎ」を取ってニワトリに
与えているようだ。
その様な状態を、一昨年あたりからだ。
気持ちが悪く庭に気軽に行けないと怒鳴りつけるようにいったら、「だから
言ってるでしょ庭に入るとき帽子を被りなさいって、」言われてしまったよ。
なんと言うことだ、何の手だてもしないで今日まで来たようだ。
どうしたら良いものか。
「イチゴをつまむ、ニワトリを飼う、そのなかで出てくる副産物を考える」と
この問題はなんて難しいのだろうか?
子供の頃の思い出と、大人になった今、現実の問題にぶつかり何を見いだ
せるのだ!
わたしにはわからなく、どうしたら、よいのだ。