ちょっと一休み(2005年4月)
「もったいないの気持ちで食べて?」
会社の書棚を整理していた、去年の物の干菓子が出てきた。
賞味期限6ヶ月過ぎていた。
「ちょっともったいない」そんな気持ちで、恐るおそる食べた。
美味いが、食べる程にカビ臭い感じがしてやめた。
なんか具合が悪いよなァと、話していたら、「なんもだよ」と、
彼女達が何喰わぬ顔をしていうのだ。
とっさに、「うちで飼っているニワトリと替らん胃袋の強さ」と、
思った。
まぁーるで、土に落ちてる物を食べる、鳥のように頑丈な腹だ
彼らが(鳥のこと)、腹こわした話を聞いたこと無いし、そのこ
とを彼女たちに言いそうになった。
近頃は、ものを大事にしなくなったという話を聞く。
自分のことにおきかえて考えると、物を大事にするには、
ちょっとした知恵とこまめに身体を動かすことが要求される。
おっくうになると何故かしら、便利な物に手が伸びるし、それに
気持ちが連動して「こんなにしてまで使わなくても、手頃な値
段の物があるんだから..」と、このような行動になってしまう。
その点、動物は自然の中に生きているので天性の行動を、見る
ことが出来る、8年前に飼っていたシマリス「リス子」は、食べ物を
沢山とって、食べ残したものは、自分専用の場所にしまう。
特に野生のリスは、特に何カ所もつくる、外敵と冬眠の備えて
それにエサを取られても、生き延びれるための用意をするのだ。
時期が来て食べるが、しまっていた場所を忘れることがあるそうだ。。
やがてそこから芽が出て木や草が育つこともあるそうだ。
例えば、ブナの木などにみられる、誰かが土に植えないと育たな
い草木が有る、それらは、リス達の働きによるものかも知れない。
その様な、一見無駄と言える行動が、自然の生業が成立してい
ると感じるときに、驚きをもって脱帽した。
遅くなったが、わたしも食べ残した物はニワトリに、ニワトリが出す
ふんや敷ワラなどは、畑の堆肥にして利用するようにしてる?
勿論、先ほどの期限過ぎた菓子の残りは、ニワトリに食べてもらう。
この時期甘い物は、ごちそうだ。
このようにすれば、両方うまくのは、決まっている。
人間関係も仕事も、うまくいくべか?
何か、いい知恵がほしいね!