ちょっと一休み(2005年1月)
 
 「おれの致命傷は決断の遅さ」
 今まで、大事なく来たが多少の無駄があっても「いいか?」で、
 やってきた。
 もう「限界か?」そんなことを口走ることがないだろうか?。
 ここで、お利口さんとお馬鹿さんの分かれ目はどこで、
 決まるのだろうかと考えちゃうよ。
 一般的に言われている体力があるうちに対策をすれば、何と
 かなる....。
 ここなんだよ。どうも、冷たく又は、他人の事を考えずに行動が
 できないのさなァ。
 とっさの判断と油断できない世界に生活している動物だったら、
 躊躇(ちゅうちょ)していたら命取りになってしまう。
 それが良かったのか、悪い方法だったのか結果でものをいう。
 
 私は、以前そのような考えで行動をしていた。
 なんで、今は臆病にも似た行動をとるようになったのか?
 臆病は知恵の内の一つと、でも「こだわり」という殻を破れ
 ない弱さ、いま必要のない物を捨てる勇気がいる。
 一度気持ちを整理してもなきゃ...。
 
 そう、ぐずぐずしてると庭のスズメが急にバタバタと変な
 飛び方を始めた瞬間、大型の鳥がスズメに襲いかかって
 捕まってしまった。
 ハヤブサである。足で捕らえ、すぐ高い木の枝に止まって
 食べ始めるのだ。
 今、庭で起きたシーンを見て「生きる」と「生き延びる」と
 いうことは大変なんだ、咄嗟の判断と油断が生死を分ける。
 そして「鳥は常にエサを求めて飛びあるく時、身の回り品を
 持って行かない」、当り前のことを感じ、おれも躊躇している
 と、スズメのように、ハヤブサという命取りの問題が来て解決
 の糸口が見えなくなるぞと教えられた様な気がした。
 さァ行動だ!