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(2010年5月22日配信)
包丁とまな板
包丁とまな板の起源は、昔、中国の古典に牛の料理の名人であった丁という人が台所で使っていた刀を「庖丁刀」と呼んだ。
「庖」とは包丁の「包」の字です。
「庖(くりや)」の意味は台所で使っていることを表しています。
それが厨房を代表して「庖丁」と呼ぶようになった。
「まな板」は、真魚(まな)を料理する板という意味で、魚を骨ごと切るために平らで丈夫な板ということで、野菜を含めて副食物のことを「菜」といい、その中で魚のことを「真魚」と呼んだのです。